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捨てられた傘のシェアリング「おづみんリユース傘」

泉大津市役所

捨てられた傘のうち利用可能なものを修理して、市民にシェアリングする「おづみんリユース傘」をご紹介します。

おみづん

使えるモノは再利用

家庭で不要となった物の中には、まだまだ使用できるもの、少し修理すれば使用できるものがあります。これらを再使用(リユース)することで、ごみの削減だけでなく、市民の意識の醸成や行動変容を図ることができると考えました。

誰でも使えるかわいいリユース傘

おづみん リユース傘シール

引っ越しなどで発生するごみには、少しの修理で再び利用することができる傘も含まれます。
捨てられた方に確認し、譲り受け、修理後に市のマスコットキャラクター「おづみん」のシールを貼り、リユース傘として使用しています。

傘立て

市内の公共施設7か所に専用の傘立てを設置し、利用に当たっての登録手続きは不要で無料で借りることができるようにしています。返却は借りた施設以外でも可能です。

意識が変わり、ごみは約10%削減

「おづみんリユース傘」などのごみの減量化に対する意識啓発は重要と思います。泉大津市の令和2年度の家庭ごみ系可燃ごみの排出量は10,675トンとなり、平成24年度の11,918トンと比べると約10%減少していることから、市民のごみの減量化に対する意識が高まっていることが伺えます。
また、「おづみんリユース傘」は、その利用者のみならず、来庁者にも本取組みを知っていただけることから、多くの方に再使用(リユース)に関する意識啓発ができるメリットがあると考えています。

豆知識

ごみの発生抑制等の効果として、リユース傘を1回利用することで、ごみが265g削減でき、
692gのCO2の削減につながると言われています。

参考:環境省「3R原単位の算出方法について」

担当者からのメッセージ

おづみん

傘だけではなく、廃棄されるものの中には、まだまだ使えるものがあるということを市民に気づいていただくことで、「ものを大切にする」という気持ちが芽生え、リユースが進み、ごみの減量化につながると考えています。
また、泉大津市では、ごみの減量化などの3Rに関する取組みとして、「おづみんリユース傘」の他にも、マイボトルが利用できる給水機の設置など様々な取組みを実施しています。今後ともみなさまにご協力いただきながら、循環型社会を推進していきたいです。